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投資・NISA

個人向け国債が年2%台|株が怖い人の選択肢

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「投資を始めたいけど、株は怖い…」そのお気持ち、よくわかります

副業や投資に興味があっても、「元本割れが怖い」「難しそう」という気持ちから、結局、銀行の定期預金に預けっぱなし——そんな方は多いのではないでしょうか。

でも、物価が上がり続けるなか、銀行の定期預金だけでは「お金がじわじわ目減りしている」と感じる方も増えています。

今、株を買わなくても、元本割れしない仕組みで、定期預金より高い金利を得られる方法があります。

それが「個人向け国債」です。

2026年9月募集分では、固定5年タイプの金利が年2.24%(税引後1.79%)です。メガバンクの1年定期預金が年0.50%程度なので、置き場所を変えるだけで差が出ます。

この記事では、30代の「守りの投資」として注目される個人向け国債の仕組み、定期預金との比較、始め方を丁寧に解説します。


問題の本質:定期預金に眠らせるほど、実質的に損している

銀行預金は「安全」です。でも、物価上昇が続くなかで、金利が0.4〜0.5%程度の預金に預け続けると、実質的な価値は削られていきます。日銀の利上げで預金金利も上がりましたが、物価の上がり方には追いついていません。

かといって、NISA(株式・投資信託)は元本割れのリスクがある。最初から積極的なリスクを取れない、という方は少なくありません。

「ちょっとリスクは取れないけど、お金は少しでも増やしたい」——そのちょうど間を埋めてくれるのが個人向け国債なのです。


なぜ今、個人向け国債なのか?3つの理由

理由1:3タイプそろって金利上昇

日本銀行がここ数年で政策金利を引き上げたことで、個人向け国債の金利も上昇しました。2026年9月募集分は3タイプすべてが前月から上がり、変動10年と固定3年がそろって1.9%台に乗っています。

2026年9月募集分の金利は以下のとおりです(最終確認日:2026-09-13/財務省・募集期間は9月3日〜9月30日、発行日は10月15日)。

種類金利(税引前)金利(税引後の目安)
変動10年年1.95%年1.55%
固定5年年2.24%年1.79%
固定3年年1.96%年1.56%

100万円を固定5年で購入した場合、税引後の受取利息は5年間で約89,000円(年約17,800円)です。

比較先によって差の大きさは変わります。メガバンクの1年定期は年0.50%程度で、100万円なら税引後で年約4,000円。一方ネット銀行には1年もので年1.70%前後のところもあり、税引後で年約13,500円です。

メガバンクの定期と比べれば差は4倍前後。ただしネット銀行の高金利定期とは1.3倍ほどの差——これが今の実力です。国債の利点は金利の高さだけでなく、固定5年なら5年間その利率が動かない点にあります。

理由2:国が元本を保証しているから怖くない

個人向け国債は、日本政府が発行する債券です。株式投資のように「価値がゼロになる」リスクはありません。日本という国が存続する限り、元本は守られます。

また、金利の最低保証(年0.05%)もあります。仮に今後金利が大幅に下落しても、0.05%は必ず受け取れます。

「最悪どうなるか」が明確なのが、精神的にも安心できる理由のひとつです。

理由3:1年後から現金化できる柔軟さがある

「10年も縛られるのは嫌だ」と感じる方もいるかもしれません。でも安心してください。

個人向け国債は、1年が経過すれば中途換金ができます。(直前2回分の利子相当額が差し引かれますが、元本は保証されます)

固定5年・固定3年なら、さらに短い期間での設定です。「将来使う可能性があるお金だけど、1年は使わない」という資金に最適です。


個人向け国債 vs 定期預金:どちらを選ぶべきか

どちらが良いかは、「いつ使うか」によって変わります。

  • 1年以内に使う可能性がある → 定期預金(いつでも解約できる)
  • 1〜5年以上使わない資金 → 個人向け国債(金利が高く、有利)

たとえば、「5年後に教育費で使う予定だが、それまでは眠らせている」という資金なら、固定5年型が理にかなっています。

「使い道が決まっているお金のうち、すぐには使わないもの」を国債に回すことが、賢い使い分けのポイントです。

定期預金と国債を組み合わせる「二層管理」も有効です。

  • 緊急時用の生活費3〜6ヶ月分 → 普通預金や定期預金
  • 1〜5年後に使う予定のある資金 → 個人向け国債(固定5年や固定3年)
  • 老後資金など長期で増やしたい資金 → NISAや変動10年国債

この3つに分けるだけで、リスクとリターンのバランスが取れた家計管理になります。


具体的なアクション:今すぐできる3ステップ

ステップ1:証券会社や銀行の口座を開設する

個人向け国債は、証券会社(SBI証券・楽天証券など)や銀行、郵便局で購入できます。すでに口座をお持ちなら、そのまま申し込めます。

ステップ2:購入金額を決める(最低1万円から)

個人向け国債は1万円から購入できます。まずは「定期預金に預けていたお金の一部」から始めてみましょう。全額を移す必要はありません。

ステップ3:募集期間中に申し込む

2026年9月募集分の期間は9月3日〜9月30日(発行日は10月15日)です。銀行や証券会社のウェブサイト、もしくは窓口で申し込めます。個人向け国債は毎月募集があるため、今月を逃しても翌月にまた買えます。

次のステップとして、NISAと組み合わせた長期の資産形成も考えてみましょう。新NISA積立シミュレーターで、積立の効果を確認してみてください。


よくある疑問に答えます

Q:個人向け国債と投資信託(NISA)はどう使い分ければいい?

A:守りたいお金(教育費・緊急資金)は国債、長期で育てたいお金(老後資金)はNISAが基本です。両方を組み合わせると、安心感とリターンのバランスが取れます。

Q:金利は今後さらに上がる?下がる?

A:予測は難しいですが、日本の金融政策の方向性から、将来の金利動向を正確に予測することはできません。変動10年型は、市場金利の変化が反映される仕組みです。変動10年なら、金利上昇の恩恵を半年ごとに取り込めます。

Q:購入後すぐ解約できる?

A:発行後1年は換金できません。1年を過ぎれば中途換金可能ですが、直前2回分の利子相当額が差し引かれます。「1年は絶対使わない」という資金で活用してください。


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まとめ:株が怖い人こそ、まず個人向け国債から

  • 2026年9月募集分は変動10年1.95%、固定5年2.24%、固定3年1.96%
  • 元本保証で、日本政府が発行するため安全性は最高クラス
  • メガバンクの定期預金より金利が高く、1年後から現金化できる柔軟さもある
  • 1万円から購入でき、証券会社・銀行・郵便局で申し込める

「NISAはちょっと怖い」「でも定期預金ではお金が増えない」——そんな方の最初の一歩として、個人向け国債はとても合理的な選択です。

まずは「すぐには使わないお金」を定期預金に置き続けているかどうかを確認してみてください。そのお金を国債に移す一歩が、資産形成のスタートになります。


参考情報

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。